日本統合医療学会九州支部会 2012/8/26

私たちの命は「神秘の力」の中に存在し、
科学的には証明しがたいストレス要因の中に生きています。

SMC行動医学は、あらゆるストレスを生きる力に変換し、
生命力を最大限に発揮させようと働きかけます。

日々の研究の中から事例を交え、日本統合医療学会で発表された内容を以下にご紹介します。

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2012年8月26日(日) 平成24年度 日本統合医療学会 九州支部大会

第10回 維持透析患者の補完・代替医療研究会 九州支部研究会
(新古賀病院 管理棟5F記念講堂にて)

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【テーマ】

ストレス対策における行動医学療法の有用性

【発表者】 

(社)福岡県柔道整復師会
古園井整骨院 院長
SMC行動医学研究所 所長
古園井 重敏 


 

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今回の発表は、日常の生命活動に不利益と思われる

「ストレス」を有益な力に変化させる 試みである。

 



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■  ストレスの要因

ストレスは生きる上で当然かつ必要なもの。
ストレスに逆らい生きようとする力 が生命を育てる。
つまり、地球の生命にとっては引力に逆らう力(抗重力)である。
しかし周知の通り、過剰なストレスは生命活動を阻害する。

 

ストレスというと人間関係や地球環境などをイメージするが、

我々の命は神秘の力の中に存在しており、

科学的には立証し難い要因も関係する。

 

霊、魂、霊・魂・肉体の相性、先祖、家、土地、水、太陽、月・・・

様々な要素がバラバラに暴走したり エラーを起こしたりして、

生命の機能低下を招く。なぜそう言えるのか?

 

それは18年間毎日多くの患者と接しながら、

研究し症例を検証してきたからである。

「SMC判定法」で心や肉体の状態や変化を

脳と会話しながら足の筋肉反射で表し、

「SMC行動医学」で対策した結果を検証し、演繹法で構築してきた。

 

 

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■  ストレスを生きる力に変換する
命の様々な要素がまとまり自分を確立できれば、生命力は発揮される。

その為に働きかけ力を注ぐのが行動医学。


自己免疫力や自然治癒力というと

肉体に起こる範囲のことをイメージしがちだが、

神秘の力まで含めてトータルで機能する自分を確立するのが目的である。
SMC行動医学は、手の形や言霊、数字・色・

記号のイメージ、体を擦る、

物質の活用などで、病気や状況を良くしていこうとする。 

 

 

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■  脳のストレスをとる
現在の症状に捕らわれず、

全身をコントロールする脳の ストレスをとることを重視する。

写真は後頭部に手を当てている様子だが、これをCTR法と言っている。

 

■  平山式 「整骨名人」 (腰部重心復元矯正器)
患者自身の体重で骨格と重心を修正する。

骨盤機能、仙腸関節の安定、前縦靭帯・後縦靭帯を整える。
脳脊髄液の流れにも関与することに期待して利用。


治療を受けている患者は、東京のある大学の柔道の選手である。

地元が久留米であるため、時々治療を受けに来るが、

今年6月の柔道大会においては大きな活躍をした。

決勝戦では、190cm、140キロの巨漢の選手と戦い奮闘し、

最後は勝った。

 

日ごろの練習とともに、こうした行動医学を取り入れることによって、

努力した力に、更に力を加えることが出来たと考える。

このように、アスリートにも応用できるのが行動医学である。

 

 

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 ■  症例:人工透析中の患者(64才男性)

 <カルテ/来院時の症状>
51才より原因不明で腎機能不全になり人工透析中。
①腰背部・腰仙移行部痛・左下肢に疼痛
②ラセーグテスト陽性
③脊椎側湾症
④脊柱起立筋右側凸
⑤骨盤構造・仙腸関節不安定に伴い長い歩行不可
⑥後頭部疼痛
⑦最高血圧 200mmHg前後

 

 


   <治療・対策>
局所的に症状を捉えず、一つの生命体として

生命活動の賦活と構造安定を図る事に重点を置いた。
①行動医学       
②平山式「整骨名人」
・極めの手、カルマを鎮め今を生きる力の手
・水滴の音と画像(八女津媛神社の水鉢)
・頭蓋骨の安定をCTR法で施術(椎骨動脈)

 

 

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【極めの手、カルマを鎮め今を生きる力の手】

このような手を作り、悪いエネルギーを浄化して、

自分の生命力に置き換えるということをする。

この手を使って治療する。

 
 

 

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【水滴の音と画像】

ここは八女津姫神社といい、どんな日照りの日も、 

神の窟(いわや)から湧き出る水は、

どんなときも枯れたことはないという。

この場所の写真を見せ、録音した水滴の音を聞かせた。
水滴の「音と画像」を利用したことで、

患者の肉体や精神に癒しやリラックス効果を与え、

副交感神経を優位にさせることが出来た。

具体的数値では、血圧の下降なども見られ、

自然界が持つ神秘性が患者の命の原動力に働きかけ、

回復力に繋がったと考える。

 

 

  <4ヶ月経過結果>
①骨盤構造・仙腸関節の構造安定
②最高血圧 130mmHg で安定
③後頭部痛も消えた
④側湾が減少
 ※ゴルフプレーする程に回復。

その後、症状に合わせて対処している。

 

  <考察>
従来の治療に「行動医学」という神秘の力を加える事により、

4ヶ月という短期間で生命力を最大限に引き出せた症例と考える。

 

 

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■  事例:SMC高次元セミナー生家族のデータ
①すい臓ガンの疑いを克服(94才男性)
すい臓ガンでは80~90%が高い陽性を示すマーカーが4週間足らずで正常値。

体調も良好となり、ガンの疑いも解除された。

 


②扁桃腺炎による高度な炎症反応が改善(20代男性)
入院3日後、高熱は下がり気分も良くなるが、CRPが下がらなかった。

命のマークを送り 三種混合物質「ゴマ、ハチミツ、酢」を摂取したところ、

抗生物質の注射が効きCRPが8まで下がった。

5日後には退院。

 

  <考察>
日ごろよりセミナーを受講し勤勉に身につけた行動医学の能力は、

その立ち居振る舞いを通し家族である患者の生命力に働きかけ、

医療技術との相乗効果を発揮した。

生命に秘められた叡知が結果を出した症例と考える。

 

 

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■まとめ
ストレスを生きる力に変換し、自らの生命力を発揮することができれば、

医療は驚異の結果をもたらす。
誰もが「ここ」に働きかけることができる。

その方法がSMC行動医学である。今後も研究と指導を続け、

生命と医療のギャップを 埋めることに尽力したい。

 


<総まとめ>
命の神秘を知る(第一歩)→ 知れば力は発揮される →変化に気づき喜ぶと

βエンドルフィンが放出され → もっと知り更に能力を備える
神秘の力は科学的に立証し難くても、多くの患者がエビデンスである。

場面により求められる能力は異なる。

テクニックではなく能力を備えることが必要。

能力のある手は誰でも創ることが可能。

命をまとめ自分を確立すれば、

迷わない、人を恨まなくていい、生命力を発揮できる。

 

 

【質疑応答】 

(質問1)
先生の所に来た患者さんは治療だけではなく、

一人一人の原因に合わせて、

自宅でも実行するように指導をされるのでしょうか?


(解答1)
まさにその通りです。

治療は短時間ですから、それを持続させるためには、

家に持ち帰りご自宅でも継続的にされると良いと思います。
ある看護師さんが、この行動医学を習って自分にこの手に作ると、

注射が痛くない患者さんが多くなったといわれていました。

従来と違う患者さんの反応が目に見えてきたということです。

このように自分で習ったことを持ち帰って、

常に自分を磨くことが出来るのが行動医学です。

 


(質問2)
透析患者さんは骨がもろかったりしますが、

施術の際の力加減などはどうされているのでしょうか?


(解答2)
施術の際に力を加えることは一切しません。

触って、静かに仰ぐようなことをします。

手に能力が入っていますので、強い刺激を与えなくても、

仰ぐ位でも十分に治ってしまいます。

術者の指の指圧や強い力は一切加えなくても十分に効果があります。

  

 

【座長のサザン・リージョン病院院長 牧角寛郎先生より】
代替医療や統合医療では、スピリチュアルな部分もあり、

なかなか可視化することが難しいと思いますが、

非常に面白い形で見せてくださってありがとうございました。

 

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SMC行動医学研究所

 

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