お知らせ

2018-06-13 22:27:00

【ご報告】古園井重敏先生のご講演・第1回地域スポーツ指導者研修会

6月13日、マイピア高田にて古園井重敏先生のご講演が開催されました。

 

福岡県教育委員会主催
平成30年度 第1回地域スポーツ指導者研修会

【講 話】
将来アスリートを目指す小・中学生のメンタル面の指導法

【講 師】
古園井整骨院院長・SMC行動医学研究所所長
古園井 重敏先生

 

 

当日はお天気も快晴で気持ちの良いスタートになりました。

S__86859799.jpg 

 

S__86859801.jpg 

 

 

会場には、スポーツ関係の指導者や保護者、その他多くの方がご参加くださいました。

S__86859808.jpg 

S__86859806.jpg 

 
福岡県教育委員会が展開している
“鍛えて、褒めて、伸ばす!子どもの可能性”
〜「鍛ほめ福岡メソッド」〜をテーマに先生のお話が始まりました。
 
ジュニア期のスポーツにおける指導の「一般的な心得」から始まり、更にSMC行動医学を使った「5つの事例」を紹介しながら具体的にお話を進めていかれました。
 
これまで先生が経験してこられた、相撲や柔道、インターハイなどのアスリートたちへの指導の中から出てくる事例は多岐に渡り、今、世の中で話題になっている、監督と選手とのあつれきへの対処法や集中力の作り方、応用運動力学の利用、選手・指導者・家族が三位一体になることの大切さなどなど、たくさんの対策が散りばめられていました。
S__86859807.jpg 
 
SMC行動医学を実践することにより、集中力がアップしたり、監督と選手とのあつれきの関係修復、練習ができなくても良い成績が得られたという実例は、とても説得力があり、なるほど・・とうなずきながら聞いておられる方も見かけられました。
 
病気もスポーツ競技者も『原理』は全く同じで、相手より少しでも『気力・精神力・集中力が勝ること』が全ての本質なのだということも学ぶことができました。
 

【一つの事例】
メンタルケアで集中力をつけることができた事例では、紹介された『ご本人』にご登壇いただき「実際の体験談」をお話しいただきました。
 
「褒めて、鍛えて、伸ばす!」ということはどういうことなのか?
そして、厳しい試合の中でどうやって気力を作り勝つことができたのか?
彼がお話ししてくださったことをピックアップしてご紹介したいと思います。
 
《ご本人による体験談》

今までの柔道人生の中で振り返ると、小さい頃からほとんど怒られることはありませんでした。どちらかというとずっと褒めて育ててもらいました。

S__86859804.jpg

 

また柔道の指導者にも、自分のことを否定することなく自分の考えを持って行動するようにという教えで指導してもらい、そうした先生方にもすごく感謝しています。

おかげでそれが、社会人としても、柔道の場でも、自分の考えで行動できるということが自分の中に生きているなと思います。

 

今回の事例になっているこの試合ですが、私はこれまでほとんど逆転勝ちをしたことがありませんでした。そういう柔道スタイルというのもあるのですが、この試合に関しては、リードされて、ラスト2秒で逆転勝ちしました。

 

なぜかわからない力が働いた、自分自身でも何なのかわからないのですけれども、やはり不思議なことが起きる・・・それが先ほど言われていたように「少し相手よりも精神力が勝っていた」というところではないかなと思いました。

 

また、今までの柔道の試合の中では、父親も叔父も柔道をしていましたが、ほとんど柔道を教えてもらうことはありませんでした。なので父親とも全然違うプレースタイルですし、叔父からもアドバイス程度で組み合ったことはほとんどありません。

 

このように「自分で考えて、自分で学んで柔道をするように」という指導をしていただいたおかげで、今、実業団の選手としても、社会人としても、活躍できているのではないかなと思います。

 

Q.将来はどうなりたいと思っていますか?

S__86859803.jpg
 

私はずっと柔道をして来て、今、社会人としてここまで育てていただいたんですけれども、それは今まで多くの先生から指導をしただいて今の人生があります。

なので私も、今までお世話になって来たように、社会に通じ、しっかり活躍できるような選手や生徒を育てたいなというような思いがあります。

今、大学院生としてスポーツの勉強を行っています。今まで自分が育てていただいた恩をしっかり次の世代に繋げていけるような指導者になりたいと思っております。

 

ぜひ、これからそういうことを目標にして頑張ってください。

いずれ会場に来られている指導者の皆さんと同じステージに立つと思いますから、その時はまた皆さん応援してあげてください。ありがとうございました。

 

-----ご本人による体験談はここまで-----

 

 

後半の実習では、すぐに実践できる「SMC行動医学の活用法」を4つご紹介して、会場の皆さんと一緒に力を作りました。

S__86859805.jpg 

とても充実した内容でしたので、あっという間の時間だったという声も聞かれました。
 
終了後には、会場から数名の方が先生のそばにこられ、ご質問をされたり、とても興味がわいたというお言葉もいただきました。

ご参加の皆さまありがとうございました。

 

貴重なお話をパワフルにお話くださった古園井先生、本当にありがとうございました。

詳しい講演録については、可能であればまた後ほどアップいたします。

事務局

2018-06-05 00:03:00

【講演のご案内】子供に対してのアドバイスの仕方について(6/13)

来たる6月13日(水) 古園井重敏先生の講演が行われます。

 

福岡県・福岡教育委員会主催
平成30年度 第1回地域スポーツ指導者研修会

 

【講 話】
子供に対してのアドバイスの仕方について

【講 師】
古園井整骨院院長・SMC行動医学研究所所長
古園井 重敏先生

 1.jpg

 

【内容】
子供に対してのアドバイスの仕方について

小学生から高校生にかけて、発育発達が目覚ましい時期の子供のメンタル面のサポートを行うための知識や方法、効果などについてのお得な情報をお伝えします

 

【講師】
古園井整骨院院長・SMC行動医学研究所所長
古園井 重敏先生

 

【日時】
平成30年6月13日(水)
19:00〜20:45
(受付18:30〜)

 

【場所】
まいピア高田
みやま市高田町濃施14

 

【参加対象】
小・中学生のスポーツ指導に関わっている方、保護者など
※興味のある方は、どなたでも参加できます。

 

【申込方法】
6月6日(水)までに、FAXまたはメールでお申し込み下さい。
当日参加も大歓迎です。
◆FAX  0942-53-7527
◆E-mail  inoue-a0150@pref.fukuoka.lg.jp

 

【問合せ】
南筑後教育事務所社会教育室(担当:井上)
◆TEL  0942-53-7524

 

【主催】
福岡県
福岡県教育委員会

 

【主管】
福岡県教育庁南筑後教育事務所

 

【共催】
みやま市教育委員会

 

 

ご興味のある方は、ぜひ会場へお越しください。心よりお待ちしております。

1