お知らせ
2018-12-05 17:30:00
(1)‘いざない’の二上神社 〜 研究員投稿
高千穂の旅をされた古園井先生から二上神社の住所を聞かれたことをふと思い出し、高千穂神社に問い合わせると普段は二上神社常勤の宮司様がおられると聞き、偶然にもお話する機会に出会えました。
これは行かねば・・・!その二日後、高千穂に向かいました。
国道から二上神社までおよそ4㎞。
案内図を意識しながら狭い山道をゆっくり進みますが、道は荒れて次第に離合も出来ない細く急な山道となり、疑問に思うと初めの地点から8㎞も先を進んでいました。
慌てて引き返すと工事関係者の人に「ここから約1㎞先に二上神社の案内があるからそこから左に入りなさい。
その道は車を一度切り返さないと入れないから気を付けて。」と教えてくださいました。
すると分岐の入り口に小さく二上神社の文字がありました。
そしてその道に入った瞬間、唖然としました。予想以上に道幅が狭かったのです。
左手は草木が垂れる土手、ガードの無い右側は崖。車一台がやっと通れる道に、皆ここを通っているのだろうかと不安と恐怖の中、時速10キロ程度の超低速で進むことおよそ2㎞。
ようやく集落が見えてさらに道が二手に分かれていました。
ちょうどそこに犬を連れた親子に遭い、道を尋ねると「よくあの道を通って来られましたね。私でもあの道は通りたくないですよ。」と驚いたような表情で、「二上神社へは右の道をお進みください。帰るときは来た道より広い別の道を案内しますからご安心ください。」ご親切な案内のお陰でその先は山中を迷わずに行けました。
けれど道幅の狭く険しい道は続き、なかなか辿りつきません。2㎞ほど進みやっとの思いで二上神社に到着しました。
静寂さと澄んだ空気の中、サワサワと流れる水の音が耳に飛び込んできました。
先生からお聞きしたあの湧き水の音でした。
〈神様のお作法〉
宮司様と禰宜の奥様には、予定時刻を大幅に過ぎたことでご心配をおかけしたにも関わらず、温かくお迎えくださいました。
早速、社殿にてご祈祷が始まる中、急に拝殿の灯りがパッと消えて薄暗い感じになりました。「おや?何だろう」と同時にハッ!としました。初めにしておくべきお作法を忘れていたのを思い出しました。
1.左上腕部に八角形の中にマイナス822をイメージ。
2.へそ・みぞおちにマイナス999(-999)をイメージ。
3.そして、天孫降臨の神社には特別なお作法がありますが『胸にリングをイメージし、両手を重ね合わせ手の甲をさする。』を行いました。
すると、不思議なことに灯りが点いたのでした。
〈神なびの御言葉〉
ご祈祷が終わると宮司様から境内をご案内頂き、奥様から「来られた時からお水の事を話されていたので、この歌が思い浮かびました。」と、寄り添うように描かれたご神木のイチョウの葉を挿絵にした和紙に即興で筆をお執りになり御言葉を頂きました。
↑ 挿絵は奥様の友人がお書きになられたものだそうです ↑
宮司様ご夫妻の温かいおもてなしと二上山から戴くたくさんの生命のエネルギーに感動しつつ、帰りには、御神水(荒瀬川の湧き水)を先生とSMC行動医学研究員分をボトルに詰め頂いて帰りました。
**二上神社参拝のルートについて**
ここで予め皆様に、二上神社までのルートについて誤解なきよう補足ご説明をさせていただきます。
当時、私はせっかく工事現場の方に道を教えていただいたにも関わらず誤って別の一般に通行しない農道に入り込んでしまいました。
元々、深い山奥にある神社で、道の数ヶ所が台風や大雨による落石や損傷した道路の補修工事が行われておりましたが、それに伴い、“う回路”や安全に通行できる道順などの看板や案内板が等間隔に設置され、通常は安心して通行できる道となっております。
SMC行動医学研究員 新井
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